Disguise、「After Dark」開催

 Disguise(ディスガイズ)Japanはこのほど、Disguise の最新情報を伝えるイベント「After Dark」を開催した。ショートプレゼンテーションで、CES、ISEでの最新情報や受賞、新製品、様々な事例からアプリケーションなどを紹介した。
 社長の三寺剛史氏は、After Darkは〝場〟であり、様々な人が集まる空間にしたいという。直接ビジネスに繋がらない人もOKであり、極端な話、競合の人でも構わないと語る。
 現在、我々は映像体験の新時代にいるとした。Disguiseは、20年間空間コンピューティングの企業として活動、空間活動のシステムとワークフローを強化するプラットフォームを構築してきた。
 XRであるとか、バーチャルプロダクションであるとか、CGを組み合わせた世界で、さらに没入型の体験を作ってメタバースも含め、現実と物理と仮想の世界を繋げるようなそんな世界を目指している。
 それを提供するためにはハードウェアがないとなかなか実現ができないので、ソフトウェアとハードウェアの両方を作っている。
 また、マーカレスモーションキャプチャの開発を進めており、AR51というイスラエルの企業を見つけた。同社の技術はリアルタイムかつ複数人でキャプチャできる、キャリブレーションも容易であるという。
 

「EX 3+ 」

「EX 3+ 」

メディアサーバ「EX 3+」を紹介した。EXシリーズは、同社のメディアサーバの中ではコントパフォーマンスに優れたモデル。同シリーズで最も強力なEX 3+は、3系統の4Kビデオ出力と、最大2系統 4K DCIまたは8系統のフル HDビデオキャプチャ入力を装備。中規模の映像設備や、LED ウォールやプロジェクターによるインパクトが大きな大規模コンテンツを送出するショーに最適という。ビデオ入力は4Kカメラにも対応している。

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。