
ソニー、NPBコンテンツ制作システムを開発
ソニーは、一般社団法人日本野球機構(NPB)を構成するプロ野球全12球団に導入した、グループ会社であるHawk―Eye Innovations(ホークアイ)のトラッキングシステムのデータを活用し、NPBエンタープライズ(NPBE)向けの「コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)」を開発した。
また、NPBとともに「データ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)」も開発し、全12球団の公式戦のプレーデータを一元管理することや、CMSにデータ提供しコンテンツ化して活用することが可能になる。
これにより、新たな観戦体験の創出などに向けた球団および野球ファンへのコンテンツ提供を含め、NPBEでのデータ活用の取り組みを促進する。
CMSでは、投手の球速やボールの軌道、回転数、打者の打球速度、打球角度、スイング速度などのデータをリアルタイムで可視化し生成する。球場に設置した複数台のカメラの映像から、選手の骨格情報やボールの動きをとらえるホークアイの高精度な光学トラッキングシステムにより、高品質なコンテンツ制作が可能。
制作したさまざまなコンテンツは、各球場のビジョンでの放映やSNSでの発信を通じて、プロ野球の新たな楽しみ方を提供し、野球ファンのエンゲージメント向上に貢献する。
また、データは、各球団における選手のパフォーマンス向上にも活用ができる。
ソニーは「テクノロジーの力で未来のエンタテインメントをクリエイターと共創する」というミッションのもと、今後も日本における野球の発展に向けて、NPB、NPBEと協業し、テクノロジーによってデータを活用した新たな観戦体験を創出し、プロ野球の魅力をさらに高めることを目指す。

「バット軌道」

「ホームラン(飛距離・角度・打球速度など)」
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。