イッツコム、戸建て住宅向け屋外カメラと設置ステッカーを提供

 東急線沿線で通信サービスを提供しているイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム、東京都世田谷区、金井美惠代表取締役社長)は、地域の情報通信インフラ企業として、地域住民の安心・快適で豊かな生活環境の創造を目指している。このほど、戸建て住宅に住んでいる人に向けて、不審者侵入など、自宅のセキュリティに関して不安を感じる顧客の声に応えて、スマートホームサービス「iTSCOM HOME」 のIPカメラの屋外設置とカメラ設置ステッカーをセットで提供する取り組みを12月2日から開始した。
 スマートホームサービス「iTSCOM HOME」は、専用アプリとデバイスを使い、スマホで家族の見守りや複数家電の一括・遠隔操作を通じて安心と快適を実現する暮らしに寄り添ったイッツコムが提供するIoTサービス。
 これまで、「iTSCOM HOME」のIPカメラは、リビングなど屋内に設置し、子供やペットの見守りを中心に利用されていた。今回新たに、不審者侵入や車・自転車などの所有物へのイタズラ・盗難など、自宅のセキュリティに関して不安を感じている顧客の声に応えて、IPカメラの屋外への設置に加えて、更なる警戒・防止強化を目的にステッカーをセットで提供する取り組みを開始した。
 「iTSCOM HOME」のIPカメラは、専用アプリから高画質でライブ映像や録画映像を手軽に確認することができる。低照度時は自動で暗視モードの赤外線画像に切り替わるため、夜間など周囲が暗い時でも撮影が可能だ。
 また、IPカメラのセンサーで人や物の動きを検知した際には、自動で録画されスマートフォンに通知される。そのため外出時はもちろん、在宅時でも自宅への来訪者を確認・記録することができ安心につながる。
 屋外にIPカメラを設置する場合、電源や通信環境の確保、美観を意識した配線など様々な課題がある。
 イッツコムは、通信サービスを提供するとともに、設置工事やアフターサポートの高い技術力を有しており、電源や美観に配慮した屋外へのIPカメラ設置が可能だ。

12月9日付け4面に掲載

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。