イッツコム、横浜ビー・コルセアーズの『iTSCOMパノラマシート』

 イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム、東京都世田谷区、金井美惠代表取締役社長)は、B.LEAGUE B1所属の横浜ビー・コルセアーズ(ビーコル)の横浜国際プールでのホームゲーム開催時に『iTSCOMパノラマシート』を新設した。
 iTSCOMパノラマシートは、横浜国際プールの2階中央最上段の15席で、イッツコムで放送・配信中の番組 「ゆるっとビーコル」(ゆるコル)」の視聴者を中心に、ビーコルファンの人への招待キャンペーン用の特別シート。「ゆるっとビーコル」は、ビーコルの選手・チームスタッフが出演し、コート外の表情やここだけの話を〝ゆるっと〟届けるバラエティ番組。イッツコムチャンネル10(地デジ10ch)およびイッツコム公式YouTubeチャンネルにて放送・配信している。 
 イッツコムは、ビーコルのデジタルソリューションパートナーとして、ホームアリーナである横浜国際プールへ光回線導入とWi―Fi設備設置により、ホームゲーム運営に必要な通信環境を整備している。その一環として、iTSCOMパノラマシートではローカル5Gを用いた来場者向け無料Wi―Fiサービスの提供など、試合観戦に便利なサービスの実証実験を予定している。具体的には、ローカル5Gを用いたバスケットボール観戦に便利なデジタルツールの提供と、ローカル5GとAIカメラを活用し、ビーコルのスクール生やユースチーム、地域の中学生によるエキシビションマッチの配信映像伝送を行う。なお、ローカル5Gのインフラは、NECネッツエスアイ株式会社との共同実証となる。

1月20日付け4面に掲載

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。