
JCC、『えんてれ』で「えんてれあにめ」枠を新設
ジャパンケーブルキャスト(JCC、東京都千代田区、大熊茂隆代表取締役COO)は4月22日、アミューズメントメディア総合学院(AMG、東京都渋谷区、吉田東吾理事長)の学生が制作した「アニメーション作品」を、全国約90局のケーブルテレビ事業者が採用するケーブルテレビ専用総合編成チャンネル『えんてれ』のアニメ放送枠として新設する「えんてれあにめ」内で、5月1日より放送開始すると発表した。
放送する作品は、AMGの学生が在学中につくったアニメーションで、複数の学科が合同でチームを組み、制作を進めていく「共同制作」や、2年間の集大成となる「卒業制作」でつくり上げられた作品。
AMGのアニメーション制作では、物語の企画から絵コンテ、作画、アフレコまで、プロと同じ制作過程を学び、完成した作品は業界で活躍するクリエイターに講評してもらう。
こうした「現場実践型」の教育を経て、AMGを羽ばたいていった多くの卒業生たちが「即戦力」として、今まさにアニメーション業界を盛り上げている。
放送開始日時は5月1日(木)8:30より放送開始。放送スケジュールは毎日8:30~9:00。放送枠は「えんてれあにめ」。放送チャンネルは「えんてれ」(CS500ch、700ch、えんてれ採用ケーブルテレビ局地上波コミュニティチャンネル)。放送内容はAMG学生が制作したアニメーション作品(全20作品)。
「えんてれ」は、「全国のケーブルテレビを通して地域を応援!世の中に埋もれているまだ見ぬコンテンツを独自目線で全国に発信!」をコンセプトに、全国各地の「縁」をつなぐチャンネル。
JCCでは、「『えんてれ』を通じて、地域の活性化につながる様々な企画を提供してまいります」としている。
4月30日付け5面に掲載
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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