
日本映画放送 伊丹十三4K映画祭「お葬式」上映記念イベントを開催
「日本映画専門チャンネル」を運営する日本映画放送株式会社(東京都千代田区、石原隆社長)は、特別企画「日本映画専門チャンネルpresents 伊丹十三4K映画祭」の開催を記念し2月22日、OHOシネマズ日比谷(東京都千代田区有楽町)で伊丹十三の監督デビュー作となった「お葬式」の上映・登壇イベントを開催した。
本イベントでは、俳優・宮本信子氏と、映画監督・塚原あゆ子氏が登壇。今回上映した「お葬式」への想い、伊丹映画の魅力について熱く語りあった。塚原氏は、宮本氏が出演した、2024年のTBSテレビのドラマ日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で演出を手掛けている。
宮本氏は今回の上映について、「伊丹さんが亡くなって27年。こんなにたくさんの伊丹映画のファンの方に愛し続けていただき、伊丹さんも幸せだと思います」と喜びを語り、塚原監督については「作品をつくるのにあたって、はっきりとしたイメージがあり、演者とコミュニケーションがとれる、頼もしい監督です」と絶賛した。塚原氏は伊丹作品について「伊丹映画はキャラクターの造詣が機知に富んでいて、今観ても新しさを感じる名作です。伊丹監督の作品の魅力が10作品を通してみなさんに届くことは本当に素晴らしいことだと思います」と述べ、宮本氏については、「一緒に考えながら作品づくりに挑んでいただけて、本番でも思いがけないことをしてくださる素敵な方です」と語った。さらに、ドラマ「海に眠るダイヤモンド」については、一緒に作品をつくり上げた二人の信頼関係がうかがえるエピソードに会場は大いに盛り上がった。最後に両者から、観客へメッセージが贈られ、登壇イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
「伊丹十三4K映画祭」は、TOHOシネマズ 日比谷・TOHOシネマズ 梅田にて、5月1日(木)まで開催中。なお、5月には日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品が4K最高画質で一挙放送される。
(写真=宮本信子氏㊨、塚原あゆ子氏)
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当
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