
NHK 連続テレビ小説 恒例バトンタッチセレモニー開催 ヒロイン 橋本環奈から今田美桜へ
今田美桜「いよいよスタートするんだな、というのを感じています」
NHKはこのほど、連続テレビ小説主演俳優による恒例行事「バトンタッチセレモニー」を、NHK放送センター(東京都渋谷区)の「あんぱん」収録スタジオで行った。セレモニーには、現在放送中で3月28日に最終話が放送される「おむすび」のヒロイン・米田結役を演じる橋本環奈と、3月31日に放送がスタートする「あんぱん」でヒロイン・朝田のぶ役を演じる今田美桜が出席し、連続テレビ小説伝統のバトンをリレーし引き継いだ。
セレモニー恒例のプレゼント交換では、橋本から今田へ「おむすび」の舞台の一つであり、「靴のまち」としても知られている神戸ゆかりの品として、上質な革で仕立てた特注のスリッパと「おむすび」が贈られ、今田から橋本へは、「あんぱん」の舞台地・高知で戦後の復興を願いスタートした「よさこい祭り」で踊り子たちが手に持つ「鳴子」と「あんぱん」が贈られた。
特製スリッパを手にした今田は「こんがりあんぱんのように焼けている…焼けてはいないですね(笑)。すてきな色合いのスリッパをいただいて、これで最後まで撮影を乗り切りたいと思います。ありがとうございます!」と微笑んだ。
橋本は「クランクアップしてからもう1か月もたったということにすごく驚いています。クランクアップの時のことを忘れることができずにいるというか、一年近く結ちゃんという役に寄り添っていたので、まだまだ私の中に結ちゃんがいる気がしていて。1か月もたったと数字で聞くと、びっくりします」とコメント。
今田は「撮影が始まってあっという間に半年たち、残りもあと半年ほどということに、早くもさみしさを感じています。毎日すごく楽しく撮影できていて、とても幸せに朝田のぶを演じさせていただいています」とこれまでの撮影を振り返った。
バトンを手渡した橋本は「前回、沙莉さんからいただいたバトンを受け継いで、改めてこのバトンタッチセレモニーの重さを感じました。私の中では『おむすび』の区切りが今日あったのかなと思っていて、今バトンを渡した時に、なんだかすごく寂しさを感じました。同時に『おむすび』から『あんぱん』へということで、どちらも食に関するネーミングという縁もあるので『あんぱん』も楽しみにしています」と今田へエールをおくった。
一方、今田は「撮影が始まって半年経ちました、一年間『おむすび』で前向きな結ちゃんとして過ごされてきた橋本さんからバトンを受け継いで、改めて〝いよいよスタートするんだな〟というのを感じています。今も日々、撮影をともにしているスタッフの皆様に見守っていただいているので、それをしっかりと受け止めながら、この先も皆で頑張りたい、と感じました。橋本さんに本当におつかれさまでした」と気持ちを新たにしつつ、橋本をねぎらった。
31日にスタートする連続テレビ小説第112作「あんぱん」は、人気キャラクター「アンパンマン」の作者で漫画家のやなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルに、戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦の姿を描く物語。脚本を中園ミホ氏が担当する。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオの番組および会見記事、デジタル家電(オーディオ、PC、カメラ等)、アマチュア無線を担当
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