
日本映画放送 新作アクション時代劇「SHOGUN’S NINJA-将軍乃忍者-」プレミア上映&トークイベント開催
山田姫奈、宮原華音、桃月なしこらが登壇 撮影の思い出を振り返る
動画配信サービス「時代劇専門チャンネルNET」「SAMURAI VS NINJA」を運営する日本映画放送株式会社(東京都千代田区、石原隆社長)は3月27日、新作オリジナルアクション時代劇「SHOGUN’S NINJA―将軍乃忍者―」のプレミア上映&トークイベントを東京・渋谷「ユーロライブ」で開催した。
本作は、風魔忍者一族の末裔として、江戸の町で萬屋を営む篝火(かがりび)とお喬(きょう)が主人公の忍者アクション時代劇。風魔一族の再興を願う2人は、友人で“町一番の娘”のお蘭を連れ去った将軍家の剣術指南役・柳生家を名乗る集団への復讐とお蘭奪還に燃え、行動を開始。2人は風魔一族の滅亡に隠された真実にたどり着く…というストーリー。国内の特撮アクションの第一人者である坂本浩一監督が2019年制作の「BLACKFOX: Age of the Ninja」に続いて完成させた。
Ⓒ日本映画放送
満席の観客が新作アクション時代劇に熱狂!
上映後のトークイベントには、ダブル主演を務めた篝火役の山田姫奈、お喬役の宮原華音をはじめ、お蘭役の桃月なしこ、お志津役の谷口布実、徳川家光役の寺坂頼我、柳生左門役の高木勝也ら総勢6名のキャストが登壇した。
(写真左から)高木勝也、谷口布実、宮原華音、山田姫奈、桃月なしこ、寺坂頼我
司会は現場でもムードメーカーだったという高木が務めた。山田が「この作品、7日間で撮ってるんですよ! すごくないですか!」と客席に問いかけると観客が拍手で応え、トークイベントがスタートした。また、桃月は走るシーンで大きく転んでしまったエピソードを語り、その全力疾走に出演者が驚く場面があった。
「今だから話せるエピソードは?」という話題では、スケジュールが合わず登壇できなかった柳生茜役・長野じゅりあの撮影時のハプニングも語られ、客席が爆笑に包まれた。さらに、高木の誕生日をサプライズで祝福するためのケーキを山田、宮原、寺坂が高木に見つからないよう準備したという微笑ましいエピソードが披露され、「キャラクターより忍者してた!」と宮原が叫ぶなど、終始笑いの絶えないトークが繰り広げられた。
高木「時代劇は日本が世界に誇るコンテンツ」
京都での撮影を振り返った山田は「当初は焦ってしまいうまくいかず、毎日悔しさを感じていて、頑張りたい気持ちでいっぱいでした。最終日にようやく、坂本監督のアクションにばっちりきまった感覚がありました。今日のトークでも個性豊かなキャストの魅力が伝わったと思いますので、ぜひ全員を“箱推し”してほしいです」とPR。
空手とキックボクシングの使い手でもある宮原は「坂本監督とは長いおつきあいですが、ずっと主演で撮っていただきたいと思っていたので、念願が叶い嬉しいです。アクションでは、高岩成二さんへのキックが人生で一番緊張したキックでした(笑)。京都で撮影できたことも嬉しく、素敵な宝物になりました。これからもこの作品を、長く長く見ていただければと思います」と熱く語った。
本作が初めて時代劇挑戦となった桃月は「不安もあったのですが、こんなに素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんに囲まれてとても素晴らしい作品をつくることができました! キャスト一同、監督も、続編をつくりたいと思っておりますので、ぜひ皆さんの感想を聞かせていただけると嬉しいです!」とアピールした。
特技は殺陣だという谷口は「立ち回りや刀を使ったアクションは学生の頃からやっていましたが、時代劇ブームの今、特撮と時代劇が合わさり、新しい風となって皆さんにお届けできていることを嬉しく思います」と作品の完成を喜んだ。
寺坂は「この作品に出会えて本当によかったです。大好きな作品なので何度でも見てほしいです。さらに皆さんに活躍をお届けできるように頑張りますので、この作品を何度でも楽しんでいただき、未来に繋げていきたいです」と作品への愛を訴えた。
数多くのドラマに出演してきた高木は「時代劇は日本が世界に誇るコンテンツだと思います。侍や任侠など、日常では見られないものをエンターテインメントとして残していくことはとても大切だと思います。今回、信頼する監督・キャストと作品が作れて良かったです」と時代劇への思いを語っていた。
坂本浩一監督がサプライズメッセージ
イベント終盤には、本作の監督を務めた坂本氏からのビデオメッセージがスクリーンに映し出された。「アクション量も多くてすごく厳しいスケジュールの中、信頼できるキャストをキャスティングする必要があった。つまり、そこにいる皆さんが僕の中で一番信頼できるキャスト陣であるということを伝えておきたい」と出演者との熱い関係性が伺えるメッセージが届けられた。さらに坂本組として何度も出演経験のある宮原への個別メッセージとして「主演映画を撮る約束を守れてよかった。父親のように華音の成長を見ていくことができて、僕の中でも、ものすごくうれしかった」と語ると、宮原が感極まる場面もあった。
最後は、山田が「第二、第三弾を皆さんにお届けできたら」と期待を込めて力強く宣言し、続編を願う観客の万雷の拍手とともに、一夜限りのプレミア上映とトークイベントは幕を閉じた。
Ⓒ日本映画放送
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■作品名
「SHOGUN’S NINJA―将軍乃忍者―」(76分)
■配信
時代劇専門チャンネルNET(国内)及びSAMURAI VS NINJA(海外※日本国内では視聴不可)にて配信中
■出演者
山田姫奈、宮原華音、桃月なしこ、谷口布実、寺坂頼我、橋渡竜馬、高木勝也、長野じゅりあ、小川輝晃、谷口高史、高岩成二/文音
■スタッフ
監督/アクション監督:坂本浩一
企画:宮川朋之(「鬼平犯科帳」シリーズ エグゼクティブ・プロデューサー)
プロデューサー:槌谷英孝、田之畑凌士、千葉善紀
脚本:足木淳一郎
音楽:中村康隆
製作:日本映画放送
制作:REMOW
制作協力:東映京都撮影所
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオの番組および会見記事、デジタル家電(オーディオ、PC、カメラ等)、アマチュア無線を担当
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