ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(東京展)開催中
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(東京展)」が、平成30年1月8日(月・祝) まで東京都美術館(東京都台東区上野公園8―36)で開催中。主催は東京都美術館、NHK、NHKプロモーション。 開館時間は午前9時30分~午後5時30分。※いずれも入室は閉室の30分前まで 同展は、オランダのファン・ゴッホ美術館との共同企画として実施し、ファン・ゴッホ美術館やクレラー=ミュラー美術館をはじめ世界中の名だたる美術館などが所蔵する油彩画やデッサン、そのほか厳選した資料により、日本を愛したゴッホ、そしてゴッホに憧れた日本人という相互関係を通じて、ゴッホの魅力を紹介するもの。 ◇みどころ◎日本初!ファン・ゴッホ美術館との本格的国際共同プロジェクト本展覧会は、過去に日本において開催された「ゴッホ展」の中でも初となるオランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクトで、日本展終了後、ファン・ゴッホ美術館でも開催される。◎日本美術がファン・ゴッホに与えた影響を様々な角度から検証浮世絵の模写、構図や色彩などの表現様式、“ユートピア”としてみていた日本のイメージの反映など、様々な角度からファン・ゴッホ作品の日本への影響をひも解く。世界各国からコンセプトに沿って集められたファン・ゴッホ作品の中には、《タラスコンの乗合馬車》、《雪景色》など日本初公開作品もあり必見。◎日本初公開!ガシェ家に残された3冊の「芳名録」ファン・ゴッホの死後、彼が眠るオーヴェールの地で20点ほどの作品を大切に所蔵していた医師ガシェとその一家。ファン・ゴッホに強い憧れを抱いていた日本の学者や芸術家たちがガシェ家を訪れ、『芳名録』に名前を残したことがわかっている。本展では、フランスのギメ東洋美術館所蔵の『芳名録』を軸に、里見勝蔵、佐伯祐三、斎藤茂吉、式場隆三郎ら当時の日本人の視点からも、ファン・ゴッホと日本を巡る夢の変遷をたどる。
この記事を書いた記者
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって
- 筆心2024.09.022024年8月26日(第7712号)
- 放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
- 放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ