NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

 NHK、NHKプロモーション、東京藝術大学が主催するNHK大河ドラマ特別展『西郷どん』東京展が、東京・上野の東京藝術大学大学美術館で5月26日にスタートした。 同展は、薩摩藩の貧しい下級武士でありながら、藩主・島津斉彬に引き立てられ、やがて明治維新を推進する重要人物の一人として成長していく西郷隆盛ゆかりの品々を紹介するほか、島津斉彬や篤姫、大久保利通など、西郷に深くかかわった人々にまつわる資料を展示し、西郷の人間像と彼が生きた時代を浮き彫りにする。 会場は、プロローグ「西郷と薩摩」、第1章「船出」、第2章「流転」、第3章「飛翔」、第4章「英雄」、エピローグ「人々の中の西郷」の6部構成。西郷が所用した刀装具をはじめ、直筆の手紙や書、島津斉彬公所用の大鎧、篤姫所用の薩摩切子、そして西郷の肖像画の中でも、もっともよく、その風貌をとらえたものとされている、庄内藩士・石川静正が西郷没後に描いた肖像画「石川静正筆西郷隆盛肖像画」など、およそ200点が展示されている。NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」東京展 開催概要▽会場:東京藝術大学大学美術館(東京・上野公園)▽観覧料:一般1500円(1200円)/高校・大学生1000円(700円、中学生以下は無料)▽期日:5月26日(土)~7月16日(月・祝)▽時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)▽休館日:月曜日(7月16日は開館) ▽主催:東京藝術大学、NHK、NHKプロモーション※7月16日以後は大阪と鹿児島を巡回する予定。