住友電気工業、ケーブルテレビテクノフェアに出展

 住友電気工業は「CATVサービス高度化に向けた住友電工のソリューション」をテーマに「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2025」に出展する。DOCSISとPONの統合を実現する仮想化プラットフォームcOSをはじめ、CATV放送通信サービス高度化に向けた製品を展示する。
 同社はDOCSIS・PON統合ソリューションを展示紹介する。同ソリューションはCMTS/OLTをソフトウェアで実現。屋内型はサブセンタに設置が可能。屋外型は柱上、MDF設置など従来の局設置型装置を補完する柔軟な運用が可能で、将来のFTTHへの移行もスムーズに行える。
省スペース化・省電力化を実現する製品の特長は▽CMTSを仮想化(cOS Coreサーバ)▽CMTSのRF変復調部を分離し、屋内/屋外に設置(R―PHY)▽棟内の光化が困難な集合住宅に対してケーブルモデムサービスを継続提供可能▽OLTも仮想化し、cOS CoreサーバでR―OLTとR―PHYの統合運用が可能。
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 同社は、「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2025」でセミナーを行う(要予約)。「CATV放送通信サービス高度化に向けた住友電工のご提案」と題して13:45~14:25にセミナールーム1Fホールで行う。
 講師はブロードネットワークス事業部CATVシステム部システム技術グループ主査 布施智也氏(ほか2名)。
 DOCSIS、PON統合を実現する仮想化プラットフォームcOSをはじめ、CATV放送通信サービス高度化に向けたソリューションを紹介する。
cOSは米国Harmonic社の商標です。
 ブース・21
写真は 屋外型リモートOLT用スイッチユニット「Jetty-1 Remote Switch」

2月14日付け5面に掲載

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。