【速報】アンリツ、アジア最大級の包装総合展「TOKYO PACK 2024」に出展  レポート③

アンリツ(神奈川県厚木市、濱田 宏一代表取締役 社長 グループCEO)は、10月23日~10月25日に東京ビックサイト(東京都江東区)東ホールで開催中のアジア最大級の包装総合展「TOKYO PACK 2024」に出展した。
 今回は食品工場向けの重量選別機、X線検査機、錠剤・カプセル用金属検出機、粒体用金属検出機などを中心に展示。
 他社と共創した一般細菌・大腸菌同時測定装置「マイクロテック」やにおい可視化による品質保証の検査業務を補助する「におい検査機」(参考出展)なども展示されていた。

公定法で48時間かかる食品中の一般細菌・大腸菌数検査を「マイクロテック」では前処理含め15分で同時に直接測定が可能。目視での測定は必要ないという。また安心感の担保(食中毒発生の不安やリスクを軽減)、経費削減(時間短縮・食品廃棄時期の延長により売上向上、在庫保管場所の縮小による管理コスト削減)、環境問題への貢献(製造現場における食品廃棄の抑制、CO₂排出量を削減)などメリットも大きい。


※マイクロテック 画像

「におい検査機」は、においを定量化することで、検査業務におけるサンプルの比較や合否安定をサポートするツールとして開発。質の高い生産の維持、工場の生産工程での検査員の負荷を軽減するなど人員不足の解消に貢献できるという。
またシンプルな構成であることから、誰でも手軽に導入できることもメリットであると、話した。
検査品例として、原材料、化粧品、サプリメント、食品、農産物などが挙げられる。


※におい検査機 画像