【速報Edge Tech +2024】会場レポート CRI・ミドルウエア、「Edge Tech +2024」に出展

 CRI・ミドルウエア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 押見 正雄)は、11月20日~11月22日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区)アネックスホールで開催中の「Edge Tech +2024」に初出展した。この展示会は、エッジテクノロジーに新たな“プラス”で顧客起点の価値創出を実現する展示会。
 今回のブースでは、「Edge Tech + AWARD 2024」にて「JASA 特別賞」を受賞したフルデジタル音響システム「CRI SOLIDAS」を中心に出展した。
この「CRI SOLIDAS」は、当社が開発したデジタルソリューション。音響信号処理を汎用のマイコンやFPGAチップ上で行い、音を鳴らすもの。従来とは全く違う視点で作られたこの音響システムであるという。

※CRI SOLIDAS 展示画像


※JASA 特別賞


 特徴としては、①ソフトウェア処理でシンプルな回路構成を実現。数十万円のハイエンドオーディオ・アンプに匹敵する音の再現が可能。②物理的な回路も含めた音響システムをソフトウェアで代替・構築することで、部品点数を大幅に削減、部品の多さに起因する問題を解決。③D/A変換をしない完全フルデジタル信号処理が生成するPWM信号で、スピーカーを直接駆動、低い消費電力でのサウンド再生を実現。
また多くの来場者からは、省電力化、高柔軟性、標準化、リクス軽減などの項目で高評価を頂くことができたという。
この製品は、2025年5月を目途に販売を予定している、と話した。