岩谷技研、 アジア最大級の宇宙ビジネスイベントに出展

 岩谷技研(北海道江別市、岩谷圭介代表取締役CEO)は、国内外の宇宙プレイヤーが一堂に集結するアジア最大級の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」に参加するとともに、同イベントの一環として実施される―SPACE PRODUCT DISPLAY―において、同社の「宇宙遊覧フライト」に使用する2名乗り気密キャビン「T10―Earther」の実機を特別展示した。
 「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」は、東京・日本橋エリアで開催されたアジア最大級の宇宙ビジネスイベント。今回で4回目の開催となり、海外の公的機関や企業・団体を含む国内外100以上の企業・団体が参加し、のべ150名以上が登壇した。同イベントの岩谷技研ブースでは、「宇宙の民主化」を実現する共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」に関する展示のほか、最新の飛行試験の映像の上映(投影)等を行った。
 一方、NIHONBASHI SPACE WEEK 2024 ―SPACE PRODUCT DISPLAY― 」は、国内外から注目されている宇宙探査機や衛星など、日本の大型開発製品、合計4点が特別展示された。
 岩谷技研では、成層圏での「宇宙遊覧フライト」に使用される2名乗り気密キャビン「T10―Earther」を展示。同機体は、2024年7月17日(水)に北海道十勝地方で実施した飛行試験で、気球による有人飛行としては国内最高となる高度2万816mに到達したキャビンの実機(10号機)となる。
 また、同機体による気密キャビン搭乗体験も実施。多くの人々が体験していた。
 画像は展示された「T10―Earther」

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。