
マスプロ電工、ジャンボびっくり見本市に出展
4月16日午後12時に一部記事を修正しました
総合力で魅せる電設資材・住宅設備・情報設備・工具・産業機器の総合見本市「第51回ジャンボびっくり見本市」(ジャンボびっくり見本市協催委員会主催)は、4月11日(金)・12日(土)に東京ビッグサイト東7・8ホール(東京都江東区有明3-11-1)で開かれた。キャッチフレーズは「新発見!見つけに行こう、未来を変える新商材」。なお、大阪では4月25日(金)・26日(土)にインテックス大阪6号館C・Dゾーン(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)で開かれる。同見本市は電設業界の発展に貢献することを目的として1974年に準備委員会を発足し、翌1975年に第1回が開催された。その後、回を重ね、業界最大の展示会のひとつとなっている。その時代ごとのテーマや方向性を読み、展示コンセプトを展開。時代に求められている商品群を一堂に集め、豊かで快適な社会づくりのために邁進してきた。今回も、総合見本市として専門メーカー約200社が集結。旬で話題の新商品や最新情報を展示紹介した。
マスプロ電工は、マスプロブラックシリーズの各種アンテナや壁面取り付け用地デジアンテナ「SKY WALLIE」(スカイウォーリー)、中継器で家のすみずみまで映像を届けるワイヤレスカメラセット、カメラ1台で撮影・録画が完結するSDカードレコーダー内蔵カメラ、デジタルレベルチェッカー、ポータブルバッテリーなど展示紹介した。
〝アンテナもこだわる時代〟マスプロ電工のブラックシリーズ(UHFアンテナ、パラボラアンテナ、アンテナアクセサリー)が好評だ。アンテナから金具まで、ダークカラーの外壁とコーディネートできるブラックシリーズ。これまでは家のアンテナなのに、せっかく黒のアンテナを取り付けたのに金具がシルバーだったり、色の選択肢がなく、家にあわせたコーディネートができなかった。マスプロ電工のブラックシリーズなら、金具もブラックで家になじむ。アンテナと金具の色を揃えられる。家にあわせてコーディネートできる。
屋根上設置以外に住宅壁面設置も簡単。設置環境に合わせて選択できるUHFアンテナをラインアップ。壁面取り付け用のスカイウォーリー、ポール型アンテナのユニコーンに加えて、新たにフィッシュボーンタイプのUHFアンテナにもダークカラーモデルを取り揃えた。ブラックカラーのBS・110度CSパラボラアンテナも落ち着いたカラーリングで屋根上や壁面設置で住宅にしっかりマッチする。アンテナのディッシュ、アーム、コンバータを黒色に仕上げたパラボラアンテナで、サイドベース(壁面取り付け用)と組み合わせることで、ダーク色の住宅外壁と調和する。
アンテナアクセサリーでは、屋根上設置用のループベース、サイドベース、マストと組み合わせて使用するサイドベースをラインアップした。様々なアンテナ設置環境に対応できる。しかも耐久性に優れている。屋根上、サイドベースは溶融亜鉛とすず合金めっきを下地処理に、マストは超防錆めっき銅に黒色粉体塗装仕上げを施している耐久性に優れ、さびにも強いアンテナアクセサリーとなっている。
壁面取り付け用地デジアンテナ「SKY WALLIE」は、住宅の美観になじむ壁面用アンテナ。住宅壁面に取り付けられるので、アンテナが目立たず住宅の美観を損ねない。住宅壁面以外にもフェンスやマストに取り付けられる。また、アンテナの最適化とケースの防水構造を見直し、従来製品と比べ、性能はそのままで正面サイズを最大17%小型化した。
住宅の美観になじむように外観にあわせて豊富な4つのカラーから選ぶことができる。正面のすべてに光の反射を抑える加工をしているのでより目立たない。ブースターや分配器などを背面に取り付けられる。さらにケーブルを結束バンドで固定できる構造になっているので、アンテナをすっきりと取り付けられる。
簡単設置ではアンテナ本体は壁面取り付け金具のボルトをゆるめず、押し込むだけで仮固定ができる。あとは方向調整後に、ボルトを増し締めするだけ。方向調整可能で、金具は仮固定後も簡単に60度方向調整できる。アンテナ本体の端に取り付けできるので、アンテナと壁面のすき間が少なく、アンテナを傾けても金具が目立たない。アンテナ本体は最小限に抑えた約1・5㌔㌘(一部機種)と軽量化。ケース構造を最適化した。手をしっかりと掛けられる深い持手があるので運びやすい製品となっている。
デジタルレベルチェッカー「LCV4A」は、4K8K衛星放送を含む各種テレビ信号の測定に加えて映像・音声の確認ができる。様々なシーンで役立つ便利機能が満載だ。4K8K衛星放送の受信レベル、C/N、BER、コンスタレーション測定ができる。4K衛星放送を映像と音声で確認できる。新たに4K衛星放送の映像表示・音声確認に対応した。従来の地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、スカパー!プレミアムサービスの映像・音声確認にも対応した。GPSを利用したアンテナ方向表示機能も便利だ。「LCV4A」内蔵のGPSを使って、方向を確認。アンテナを向ける方向を簡単に表示するので、アンテナ方向を画面に表示するので、アンテナ方向調整を簡単、確実に実行できる。このほか操作しやすいファンクション機能、チャンネルマップ機能(対応するすべての放送帯域から測定したいチャンネルを選択して登録可能、登録したチャンネルの連続測定が可能)も搭載。単チャンネル測定、多チャンネル測定など様々な測定モードも用意した。
レジャーに、いざっ!という時に、作業時に―使いながら備えるポータブルバッテリーでは、選べる「TLB175TG」」(560Wh)、「TLB330TG」(1056Wh)の2種類のラインアップを用意している。手元に取扱説明書がなくても使える『かんたんユーザーガイド』付き。本体天面に初めて使う人でも分かりやすいユーザーガイドを表示。災害時など手元に取扱説明書がない場合にも役立つ。また、取扱説明書のQRコードも記載しているので、本体とスマートフォンやタブレットがあれば、いつでも使用方法を確認できる。
『分かりやすい日本語表記』では視認性の高い大きな文字で日本語表記している。電源は、ACコンセント、USB端子、アクセサリーソケットの3WAY電源に対応。必要な情報が大きく表示されたLCDディスプレイも特長。
『安心の高機能』では一般社団法人防災安全協会から防災分野において有益な活用が可能で、安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証された『防災製品等推奨品マーク認証』を取得している。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した。安全性が高く、充放電回数約3000回の長寿命を実現した。さらに、スマートフォンやタブレットから専用アプリを使用することで、無線LAN接続または、ブルートゥース接続でポータブルバッテリーの操作が可能だ。このほかソーラーパネルでの充電に対応。緊急時に便利なLEDライトも搭載した(一部機種)。
防災対策に、車中泊に、機器の動作確認に、電源が遠いときに―などさまざまなシーンに活用できる。
写真は マスプロ電工の各種アンテナ
4月16日付け4面に掲載
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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