【シャープ】ウェアラブルデバイス『AIスマートリンク』を開発

 シャープは、京都芸術大学と共同で生成AIとの自然なコミュニケーションを実現するウェアラブルデバイス『AIスマートリンク』を開発しました。

 昨今、生成AIなど、AIの開発・普及が進行する一方で、パソコンやスマートフォンなどの端末画面を見ながらの操作が必要だったり、AIからの応答に時間がかかったりするなど、気軽に利用するには課題があります。

 このような課題に対し、本ウェアラブルデバイスは首にかけるだけで、音声による生成AIとの自然なコミュニケーションを実現します。利用者の問いかけに対し、内蔵したマイクとカメラで周囲環境を把握した上で、音声で応答。利用者の生活をさまざまな場面でサポートします。たとえば、自転車を運転する際に本デバイスを首にかければ、AIが音声で目的地までナビゲート。画面を見る必要がないので、「ながらスマホ」抑制につながります。また、調理時のガイダンスや、音声によるAIoT対応家電の操作などにもご利用いただけます。

 本ウェアラブルデバイスは、シャープが開発中のエッジAI技術「CE-LLM」(Communication Edge-LLM)を搭載。利用者の問いかけに対し、高速な応答が期待できるエッジAIか、Chat GPTなどの豊富な情報が得られるクラウドAIのいずれで処理するかを即時に判断し処理することで、スムーズで自然な会話のやりとりを実現します。さらに、約100gの軽量首掛けタイプデザインですので、ハンズフリーで長時間快適にご利用いただけます。

■ 主な特長
1.内蔵マイク、カメラで利用者の環境を把握し、問いかけに音声で応答
2.エッジAIにより、スムーズで自然なコミュニケーションを実現
3.約100gの軽量首掛けタイプデザインで、ハンズフリーで長時間快適に利用可能