古野電気、「令和6年度地域デジタル基盤活用推進事業」に採択
古野電気は、総務省が実施する令和6年度地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)において、「Wi-Fi HaLow™、Starlinkを活用した林業機械の遠隔操作化および現場モニタリングの実証」に関する提案が採択され、本年9月から実証事業を開始したと発表した。
■当社の実証事業期間
・2024年9月~12月予定(徳島県那賀郡那賀町大戸地区)
・今回の実証事業の目的
徳島県は全国9位の森林率を誇り、今回実証実験を行う那賀町は徳島県の南部に位置しており、面積の約95%を森林が占めます。同県は林業が基幹産業であり、現在地域が抱える課題として「林業従事者の不足」「モバイル通信圏外を要因とするICT機器配備の遅れ」「林業現場における災害リスク」があげられます。当社では本実証実験によって、通信圏外でのICT機器の配備や遠隔操作による伐採場の省人化、さらには現場モニタリングシステムによる各種災害リスクの逓減を目指します。また、安全性の向上および省人化を実現することで働きやすい環境の構築や林業従事者の定着率向上など、慢性的な課題である従事者不足の解消にも努めますとコメントしている。
この記事を書いた記者
-
営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。