伊藤忠ケーブルシステム、AI搭載蓄電池のケーブルテレビ事業者向け(西日本初)販売スキームの提供開始

伊藤忠ケーブルシステムは、AI搭載型蓄電池「SMART STAR」に関する販売スキームを活用し、西日本エリア初となる、徳島県南メディアネットワーク株式会社(徳島県阿南市、代表取締役:清原 裕登)への提供を10月より開始すると発表した。
提供する販売スキームは、営業委託会社、専門施工会社、各種金融会社を紹介することでケーブルテレビ事業者に代わって営業や契約、調査、施工、保守を行います。さらに伊藤忠グループ会社のリースやローンのお取り扱いも可能。これにより、ケーブルテレビ事業者が蓄電池販売という新たなビジネスに安心して取り組むことができるもの。

今後もケーブルテレビ事業者が抱える課題に向けたソリューションを提供してまいりますとコメントしている。

■SMART STARの詳細について
「SMART STAR」は、平均的な家庭の1日の消費電力をまかなえる定格容量9.8kWhを有する次世代蓄電システム。通常時も停電時も最大3kVAの高出力で、一度に多くの電化製品の使用が可能。さらに、蓄電池が空の状態でも、約3時間で満充電にすることができる。(注:利用環境により前後する場合がある)
停電時は、エアコンやIH調理器、エコキュートやエネファームなどの200V機器も使用できるので、いつもと変わらず快適に過ごすことができる。就寝中に停電が発生しても、「SMART STAR」は停電を検知し、自動的に蓄電システムにためた電気の放電を開始するので安心。また、充電用ケーブルがあれば電気自動車(EV/PHEV)への充電も可能。
「SMART STAR」とAI(人工知能)「GridShare」が連携することで、日々の電気の使われ方を学習し、曜日や時間ごとの傾向から、翌日に必要な電力量を予測します。さらに、翌日の気象予報から、太陽光パネルによる発電量を予測し、AIが予測する翌日の電気使用量と照らし合わせて蓄電池にためる深夜電力を決定します。
「GridShare」により蓄電池の充放電を最適コントロールすることで、経済的で安心なエネルギーライフを実現できるとコメントしている。