アンリツ、【導入事例】Sunnyverse社がXRデバイスのRF性能評価にWLAN、BLUETOOTH®技術用測定器を採用

アンリツは、XRデバイスを開発するZhejiang Sunnyverse Technology Co., Ltd.(本社、中国杭州市、以下Sunnyverse社)が、無線LAN(WLAN)およびBluetooth🄬技術のRF送受信性能の評価で、アンリツの製品を採用されたことを発表した。

近年、ARやVRなどを総称したエクステンデッド・リアリティ(XR)デバイスは、エンターテインメント業界をはじめとする、さまざまな分野での活用が期待されており、急速な成長が見込まれています。XRデバイスは、頭部に装着するヘッドマウントディスプレイなどに表示される映像情報の利用を快適にするため、データ転送の速度が速く、遅延が少ないことが要求されます。そのため、Sunnyverse社は、XRデバイスのデータ転送に影響を与えるWLANおよびBluetooth技術のRF送受信性能を評価するテストソリューションを求めていました。そこで、アンリツのワイヤレスコネクティビティテストセット(WLAN用測定器) MT8862AおよびBluetooth テストセット MT8852Bを採用しました。これらの測定器は、簡潔なパラメータ設定などによりRF送受信性能の測定時間が短縮できるため、市場投入までの時間を短くできます。

XRデバイスは、通信方式にWLAN、Bluetooth技術だけでなく、低遅延と高帯域幅に利点がある5G通信の利用も検討されています。アンリツは、XR市場に向けてWLAN、Bluetooth技術、そして5Gテストソリューションを提供し、XRデバイスの利用拡大を支援してまいります、と話した。