【キャノン】独自開発の生成 AI や撮影技術でクリエイティブ制作を支援する AI model へ出資
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノン MJ)は、グローバル・ブレイン株式会社(代表取締役社長:百合本安彦)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通して、独自開発の生成 AI システムや撮影技術により AI モデルや AI タレントを生成し、テレビ CM や広告をはじめ EC サイトやカタログなどのクリエイティブ制作を支援する AI model 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:谷口 大季、以下 AI model)に出資した。
◼ 背景
キヤノン MJ グループは、未来志向で社会課題を解決するために新たな事業の創出に取り組む専門組織「R&B(Research & Business Development)推進センター」を 2024 年1月に立ち上げました。志を同じくするスタートアップ企業や教育機関、行政とワールドワイドにオープンイノベーションを推進し新たな価値創造に取り組んでいる。さらに、最先端の技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速するため、100 億円規模のCVC ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を設立した。
AI model は、独自開発の生成 AI システムや撮影技術により AI モデルや AI タレントを生成し、それを活用したテレビCM や広告、アパレル企業などが展開する EC サイトやカタログなどのクリエイティブ制作から運用までを行うスタートアップ企業です。AI で生成した AI モデルや AI タレントと実撮影した商品写真などを組み合わせることで、独自性と質の高い表現を実現しながら撮影のリードタイム短縮やコスト削減、EC サイトなどの効率化に寄与するサービスを展開しています。近年では、AI タレントが出演するテレビ CM の制作や AI インフルエンサーの展開まで事業の幅を広げている。
◼ 出資の目的
「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、Well Being(ウェルビーイング)、Business Transformation(ビジネストランスフォーメーション)の 2 分野を投資領域としており、今回の出資では「Work-in-Life(AI の活用による労働生産性の向上と豊かな労働環境の実現)」「Regional Regeneration(AI の活用による地域の産業活性化)」、「Business Revitalization(既存のバリューチェーンへの AI 導入による産業構造の変革)」の実現を目指している。キヤノン MJ は、AI model のクリエイティブ制作・運用における生産性の向上やコスト削減などの課題解決に加え、AIを活用した新たなクリエイティブ表現による、これまでにない価値の創出を期待し今回の資金調達に参画した。本出資を通じ、AI model の AI を活用した制作技術とキヤノン MJ グループのイメージング技術やノウハウを組み合わせることで、新たなサービスを創造し社会の発展への貢献を目指します。なお、今後の事業展開については「R&B」のホームページで公開していくとしている。
R&B ホームページ:canon.jp/rb
この記事を書いた記者
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千葉ロッテマリーンズの応援に熱を注ぐ。
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