テレビ北海道、スタジオサブ設備をリモート制御とマスター自動監視システムを開発
テレビ北海道は、放送局のスタジオサブ（副調整室）設備を遠隔地からリモート制御する新システム「VMO-ST」と、放送局のマスター（主調整室）を自動監視できる「マスター自動監視システム」を相次ぎ開発しましたと発表した。
VMO-STはTVhが独自開発したリモート統合監視システム「バーチャルマスターオペレーター（VMO）」の「スタジオ版」で、番組素材の切り替え（スイッチング）や音量調整（ミキシング）などを行うスタジオサブ設備をリモートで操作できます。これにより、ネット環境があれば、いつでもどこでも場所を選ばず番組の制作が可能となります。マスター自動監視システムは、システム開発会社の(株)ユニゾンシステムズ（ユニゾン、福岡市）と共同開発しました。現在マスター要員が監視している各種パソコンのデータ画面と放送用の映像信号を、画像認識技術などを使って自動的に比較。異常があった場合、VMOのリモート制御技術とユニゾンの検知技術を使い自動で検知・制御します。これにより、マスター監視における大幅な業務改善が可能となります。
また11月13日から15日まで幕張メッセ（千葉市）で開かれる「InterBEE2024」に当社として初めて自社ブースを開設します。
VMO-STは最新のIP技術の実証実験などを行う「DX×IPPAVILIONブース」で実用例を公開、マスター自動監視システムはVMOの新機能としてTVhのブースで展示・公開します。
この記事を書いた記者
-
営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。
最新の投稿
プレスリリース2024.11.22フルノシステムズ、Wi-Fiの最新規格 「Wi-Fi 7」 対応 無線LANアクセスポイント 「ACERA EW770」 を開発
プレスリリース2024.11.22テイエスエスジャパン、新製品紹介：電波吸収体衝立『AWシリーズ』
プレスリリース2024.11.21パナソニック コネクト、第11回ホワイト企業アワード「三方よしの企業経営部門」を受賞 ～持続的成長、働きがいの実現、社会貢献の推進が評価～
プレスリリース2024.11.21ソフトフロントホールディングス、AIボイスボット「commubo」が総務省後援ASPICクラウドアワード 2024 AI部門で「審査委員会賞」を受賞