理経、製造業のDX推進を加速するNVIDIA Omniverse対応デジタルツインアセット「JAPAN USD Factory」の提供を開始

製造業向けのXR技術開発を行う理経は、自社独自の技術を活用し、国内製造業向けのデジタルツインアセット「JAPAN USD Factory」を開発しました。この製品は、日本国内の製造現場で利用される資材や設備をデジタル上で忠実に再現し、DX化を進める製造業者に向けて提供されます。これにより、自社の工場や倉庫の空間を容易に再現でき、設計、シミュレーション、運用といった製造工程の各段階で効率化を図り、生産性向上を実現するための強力なサポートツールとして活用いただけます。

■背景
近年、製造業は競争の激化や人的リソースの不足といった課題に直面し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は急務です。特に、業務の精度向上や生産性向上を実現するため、デジタルツイン技術の活用が注目されています。理経は、このニーズに応えるべく、日本の製造業向けに特化した「JAPAN USD Factory」を開発しました。
製造現場で使用される設備や資材の多くは規格化されており、多くの工場や倉庫で共通して使われています。しかし、企業が自社工場や設備をデジタルで再現するには、膨大な時間と費用がかかることが課題でした。理経はこれを解決するため、NVIDIA Omniverse™ 開発プラットフォーム(以下、Omniverse)を活用し、日本の現場で汎用的に使用されている物流パレットやラックなどのアセットを「JAPAN USD Factory」として提供します。Omniverseを活用することで、各社は自社の工場設備を容易にデジタル空間に再現するアプリケーションやサービスを容易に構築することができ、製造現場のDX化をさらに促進することが期待されています。