ugo、NOKに「ugo mini」を納入-点検業務の省力化と効率化を目指し、製造現場のDXを加速

 業務DXロボットの開発を手掛けるugoは、NOKのNOK福島事業場(福島県福島市)に「ugo mini」(読み:ユーゴーミニ)を納入いたしましたと発表した。

■導入の背景
自動車向け部品などを製造するNOKの生産拠点では、広範囲に及ぶ設備点検を高頻度で実施しています。設備点検は、安全性と生産性を確保するために非常に重要ですが、その一方で人員や時間がかかる業務でもあります。今後見込まれる労働人口減少への対策の一環として、現場業務の省力化を進め、業務のさらなる効率化を推進するためにNOK福島事業場において「ugo mini」を導入することとなりました。

■主なご支援の内容と今後の展開
今回納入する「ugo mini」は、日常の点検業務における省力化と効率化を支援するために開発されたロボットであり、特に広範囲な設備を高頻度で点検するという現場負担の大きい製造業にこそ適したモデルです。

NOK福島事業場では、オイルシールの研究設備における目視点検から点検結果のレポート作成までの一貫した日常点検の業務を「ugo mini」で実施します。巡回しながらメーターや計器を読み取りデータ収集し、レポート作成までの業務を自動で人に代わり行います。

今後、研究設備内での検証を通して、「ugo mini」の実用性を確認してまいります。ugoは、より多くの製造現場での業務省力化と自動化推進や、それによって実現する製造業全体のさらなる生産性向上に寄与することを目指します、と話した。