古野電気、兵庫県下の高校生の探究学習を支援。当社コア技術による講演やワークショップを開催

古野電気は、このたび関西学院高等部および尼崎市立尼崎双星高校からの要望を受け入れ、技術講演やワークショップを開催しました。

■11月12日(火)関西学院高等部の2年生が来社
同校では「サイエンス探究」授業の一貫で物理分野での探究を進めており、超音波を用いたエコーロケーションや魚群探知機の仕組みに関心があったことから、今回当社にて講義協力することになりました。当社の技術者が超音波の基礎知識から事例を交えた活用領域、今後の可能性を含めて紹介するとともに生徒の皆さんと議論しました。また、超音波の存在をより身近に感じていただくために、実際の魚群探知機を活用して空中での音速や距離・方位分解能を実測するなどのワークショップも開催しました。


■11月19日(火)尼崎市立尼崎双星高校1-2年生が来社
同校ではクラブ活動である宇宙科学部にて超小型人工衛星の開発・運用を目指しています。今回、国土交通省が推進する「造船・舶用事業者に向けた人材確保・育成に係る取組み」※のもと、神戸運輸監理部にて兵庫県下の工業高校に募集し、実現したものです。同校は人工衛星に搭載する無線モジュールの独自開発を検討するにあたり、通信知識や技術習得を目的に来社されました。当社は、海上無線・衛星通信の種類や概要、数ある周波数の特徴やその違いなど海洋における無線通信の全体像を紹介し、無線モジュールの独自開発に向けての疑問点や課題について当社エンジニアとの意見交換会を行いました。


今後も当社では「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」という事業ビジョンのもと、次世代の人材育成を目的に学生の探究学習を支援してまいります、と話した。