ugo、NTTデータに「ugo mini」を納入

 業務DXロボットの開発を手掛けるugoは、はNTTデータに「ugo mini」(読み:ユーゴーミニ)を納入いたしましたと発表した。

◼︎導入の背景 
 日本社会は長期的に少子高齢化と人口減少の進行が予測されており、今後も継続的な人手不足が確実視されています。こうした状況下で、デジタル技術を活用し、各産業における保安の安全性と業務の効率性を向上させる取り組みは急務です。特に、データセンターの設備点検業務は労働集約的で、人材不足が大きな課題となっています。このような背景から、効率化と省力化を目的として、「ugo mini」を活用することで、これまで人手を要していた部分をロボットがサポートすることで、日常の作業負担を軽減し、業務の効率化を目指してまいります。

◼︎主なご支援の内容と今後の展開
 今回の「ugo mini」の納入は、NTTデータが所有するデータセンター内の設備点検業務をさらに遠隔化・自動化するための施策として位置づけられています。既にデータセンター内では「ugo Pro」による設備点検業務の効率化が進められていましたが、「ugo mini」導入は、より小型で高機能なロボットの特性を活かして、これまで以上に多様な点検作業に対応するための取り組みです。
例えば、高所に設置された設備や、扉で仕切られた限られた空間においても「ugo mini」による保守点検を行い、人手をかけずに安全性と効率性を維持することを目指します。

 今後は全国に展開される15拠点のデータセンターにおいても「ugo mini」を順次活用し、点検作業にかかる時間をさらに削減していく予定です。NTTデータは、設備管理業務の遠隔化・自動化を促進するための包括的なソリューションの開発に力を入れており、コンサルティングからシステム構築・運用支援に至るまで、「ugo mini」を活用した設備管理業務の効率化と高度化を実現するソリューション提供を行います、と話した。