ispace、ミッション2マイルストーンSuccess 4「初回軌道制御マヌーバ」に成功

株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)はMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)において、2025年1月17日(木)午前4時40分(日本時間)に、地球から250,000kmの地点でおよそ16秒間メインエンジンの噴射を行い、初回の軌道制御マヌーバを実施し、RESILIENCEランダーを予定軌道へ投入するとともに、主推進系および誘導制御系の動作の確認をしました。これにより、ミッション2マイルストーン のSuccess 4を完了したことをお知らせします。

ミッション2のRESILIENCEランダーは、2025年1月15日(水)15時11分(日本時間)に打ち上げられたSpaceX社のFalcon9により、所定の軌道に投入され、同日、午後4時44分(午前7時44分24秒 協定世界時)にロケットから分離されました。現在もRESILIENCEランダーは地球周回軌道上(上記図の①)を航行中ですが、今後Success5となる月フライバイを完了し、低エネルギー遷移軌道(上記図の②)に入って行く予定です。

■ ミッション2 マイルストーン
ispaceは打ち上げから月面着陸まで、10段階のマイルストーンを設定しました。各マイルストーンには基準を設け、達成を目指します。基準に基づき評価された結果は、後続する開発中のミッションに適宜フィードバックされます。なお、各マイルストーン達成の進捗状況等は適時に公開を予定している。