
CRI・ミドルウェア、低負荷なデジタルメーター描画でモビリティとSDVを支えるCRI Glassco®搭載車両が四半期で30万台を突破
CRI・ミドルウェアは、車両にて速度計などを表示するデジタルメーターを制御するソフトウェア「CRI Glassco」を搭載した車・バイクの台数が2024年10 ~12月の3カ月間で30万台を突破したことをお知らせいたしますと発表した。
■二輪車や大衆車など、どんなモビリティにも導入できる低負荷性能で搭載拡大
CRI Glasscoはモビリティのデジタルメータークラスターを統括する映像ソリューションです。当社が長年ゲーム業界で培ってきた映像技術の活用により、サイズやスペック、コストに制限のある二輪車や大衆車向けにも、美しく高機能なメータークラスターを実現できるのが特長です。 本実績はCRI Glassco搭載の二輪車の出荷が好調であったことによるものです。今後は四輪車へ搭載を拡大し、インドなどの成長市場への展開を進めてまいります。
■車両1台に複数のCRIWARE搭載で音と映像の両面からドライバーに貢献
これまで車両の開発では、音と映像は別々に制作されることが主流でした。CRI Glasscoを含む当社のモビリティ向けソリューション「CRIWARE for Mobility」では、CRI Glasscoとサウンド製品CRI ADX® Automotiveを併せて使用することで、音と映像がトータルコーディネートされた心地よさをドライバーに提供します。また音と映像を同時にデザイン可能な開発環境で、車両開発のスピードアップに貢献します。CRIWARE for Mobilityの料金体系は、出荷台数および各車両搭載ライセンス数に基づいて算出するものです。当社2028年度(2027年10月~2028年9月)には、1台の車両に複数のライセンスを提供、全世界のモビリティに向け年間1,500万ライセンス以上のCRIWARE搭載を目指します。
■低負荷・高性能なCRIWAREがSDV時代のモビリティの価値創出に貢献
ソフトウェアを変更・更新することでモビリティの機能をアップグレードできる「SDV」の開発が進むなか、音や映像などの「人の五感に働きかける」インターフェースは重要な価値を持つことになります。自動運転などの普及が進み、SDVならではの新しいアプリケーションが楽しめるようになった際には、運転席前の画面はSDVが価値を発揮するためのターミナルとなるでしょう。CRIWARE for Mobilityは「どんなスペックの車両でも搭載できる」低負荷高品質な機能で、SDV時代のあらゆるモビリティの価値創出を支えます。
これからもCRIは、培ってきた音と映像の技術でモビリティ業界全体の発展に貢献していきます。「音と映像で社会を豊かに」という理念の下、世の中に驚きと楽しさ、感動を届けるお手伝いをしてまいります、と話した。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。