ugo、グローバル展開加速へ – シンガポール・マレーシア企業とMoU締結

業務DXロボットの開発を手掛けるugoは、東南アジア市場における事業拡大の一環として、シンガポールのOurglass Robotics社、マレーシアのRobopreneur社との間で業務提携の基本合意書(MoU)を締結しましたと発表した。
本提携により、シンガポールおよびマレーシアでの販売・サポート体制を構築し、ロボット導入の加速を目指します。

◼︎東南アジア市場への進出背景
 シンガポールは、東南アジアのビジネスハブとして安定した経済環境を有し、先進的なテクノロジーの導入を積極的に進めている国です。特にスマートシティ構想のもと、AIやロボット技術の活用が推奨されており、労働力不足を補うための自動化需要が急速に高まっています。また少子高齢化が進む中で、特に労働力不足が深刻な課題となっており、今後さらなる自動化技術の導入が求められると考えられます。
マレーシアは、安定した電力供給と災害リスクの低さから、データセンター投資が活発に行われている国の一つです。開業や建設認可の取得、対外貿易のしやすさに加え、電力受給環境の良さなど、ビジネス展開において優れたバランスを備えている点が国際的に高く評価されています。今後、マレーシアはさらなる経済発展が見込まれ、サービスロボットをはじめとする自動化技術への需要が一層高まることが予想されます。