JVCケンウッド 「IWCE2025」に出展 業務用デジタル無線機などを紹介

 JVCケンウッドはこのほど、3月19日と20日の2日間、米国・ラスベガスで開催される業務用無線通信機器およびシステムの展示・商談会「IWCE 2025(International Wireless Communications Expo 2025)」(IWCE)にブースを出展すると発表した。無線通信業界で世界最大規模のイベントとなるIWCEでは、250以上の企業や団体が出展し、無線通信、公共安全、セキュリティなど様々な分野の最先端の製品やソリューションを紹介している。JVCケンウッドは今回、DMR規格をベースとした独自方式で周波数運用効率が高く、シンプルな設営・運用を可能とする新商品のデジタルトランキングシステム「Trunking 2.5」をはじめ、業務用トライバンド対応P25デジタル無線機「Viking」シリーズのフラッグシップモデル、さらに民間市場向け業務用デジタル無線システム「NEXEDGE」と連携するソリューションなど、北米の公共安全市場から民間市場まで、幅広いユーザーの様々なニーズに応える業務用無線通信機器やシステムを紹介する。

 

〈主な出展内容〉

 北米民間市場向けに2025年1月より発売を開始したデジタルトランキングシステム「Trunking 2.5」。本システムは、中継器「TKR-2500」とコントローラー「KTI-2500」を主要機器として構成し、DMR規格をベースとした独自の無線通信方式で周波数運用効率が高く、シンプルな設営・運用を可能とする。すでにテキサス州の石油採掘現場での採用が決定しており、同社では、今後さらに公益事業や製造現場、物流倉庫、教育機関などでの展開を目指していく、としている。

 

 機能拡充した公共安全市場向け業務用デジタル無線機「Viking」シリーズのフラッグシップモデル「VP8000」。同社のグループ会社であるEF Johnson Technologies, Inc.と共同開発している「Viking」シリーズより、北米の公共安全市場向けトライバンド対応のP25デジタル無線フラッグシップモデル「VP8000」(携帯型)と、2024年11月に発売を開始した「VM8000」(車載型)=写真=を展示する。強固で堅牢なプラットフォームに加え、トライバンドと2つのデジタル通信方式(P25/DMR)に対応することで幅広いエリアをカバーし、異なる通信方式のユーザーとの通信を1つのデバイスで行うことが可能となる。ソフトウェアのバージョンアップにより通信性能や顧客のユーザビリティを向上した。

 

 堅牢性がありながらも使いやすく、様々な業態の民間市場向けに多彩なラインアップをそろえた業務用デジタル無線システム「NEXEDGE®」の商品および連携ソリューションを展示。NXDNとDMRの両方の通信プロトコルに対応する各種製品に加え、ソフトウェアベンダー各社と共同開発を進めるアプリケーションにより、業務の自動化や効率化を実現するソリューションとなっている。