
ヤマハ 新感覚の音楽アプリ『Extrack』(エクストラック)公開
ヤマハは、自分が選んだ楽曲をバンドメンバーになった気分で演奏できる音楽アプリ「Extrack」(エクストラック)の公開を開始した。
「Extrack」とは、Track(楽曲)から必要な要素を「Extract」(抽出)し、アレンジしながら「Extra」(特別)な演奏体験を提供することをコンセプトにした造語。 アプリに搭載された音源分離機能やコード解析機能等の最先端技術を活用し、ギター、ドラム、ベース、ピアノなどの楽器演奏者が直面する「個人練習が単調になってしまう」「他の人との合わせ練習が気軽にできない」といった課題を解決。まるでバンドメンバーと一緒に演奏しているかのような臨場感を提供し、初心者からプロまで、あらゆる演奏者が「もっと演奏を楽しめる」という体験を実現する。
対応OSは、iOS、Android。App Store、Google Play。それぞれのアプリをダウンロードできる。
■「Extrack」の特徴
①音源分離機能:バンド演奏の中から特定の楽器の音を抜き出し、ミュートできる
読み込んだ楽曲データの音声を、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなどの各楽器パートに分離。各パートの音量を自由に調整し「自分が演奏する楽器の音だけを聴いて耳コピをする」「自分が演奏する楽器の音をミュートして他のパートと一緒に演奏する」「ドラムを強調してリズムを掴みやすくする」など状況に応じた柔軟な練習が可能
②コード解析機能:好きな楽曲のコード進行を自動解析・表示し、演奏をサポート
楽曲データからコード進行を自動的に解析して表示、楽曲の再生と同期してコードをリアルタイム表示する。ギターや鍵盤の押さえ方も表示され、初心者でも視覚的に演奏しやすい
③練習に最適な再生UI:便利で使いやすい再生機能で、楽曲に合わせた演奏を効率的に練習可能
テンポを落として細かいフレーズの練習が可能な再生速度変更機能、歌いやすいキー、演奏しやすいキーに簡単に移調するキー変更機能、サビやソロパートへのワンタッチでの頭出しや使い勝手の良いA-Bリピートができ、効率的に練習できる再生操作が可能
■課金について
無料プランで分離できる楽器はドラム、ベース、ヴォーカル、その他の最大4種類。分離できる曲数は1ヶ月あたり5曲まで。Extrackライブラリへの保存は5曲まで可能。アプリ内サブスクリプション課金により、有料プラン(7000円/年、900円/月)の機能を利用できる。なお、8月まで有料プランを無料開放するキャンペーンを実施中。