KAIROSアライアンスパートナーにEIZO株式会社が新たに参画

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは、本日、ライブ映像制作ソリューションである「IT/IPプラットフォームKAIROS(ケイロス)」の、ITおよび映像関連機器のメーカー、サプライヤー各社とのパートナーシップ「KAIROSアライアンスパートナー」に、モニターなど映像環境ソリューションの開発・販売を行っているEIZOが新たに参画しましたことを、発表した。
また、EIZO社製で初めて「SMPTE ST 2110」に対応した30.5型HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」と、KAIROSの相互の動作検証も合わせて行われ、CG1はKAIROSの動作確認済み他社機器となりました。EIZO社との協業、そしてST 2110に対応しているモニターCG1との相互検証を通じ、映像制作業界へのより自由で、より高品質な映像制作環境とワークフローの改善を提供します。

本協業および動作検証により、KAIROSとCG1を用いることで、映像の入力から出力まですべてをST 2110で行うST 2110エコシステムの利用やST 2110での4:4:4の出力確認などがより容易になります。コンバーターやゲートウェイを使わずともCG1によってKAIROSからのST 2110の出力を受けられる為、システムの機材を減らす、事前にST 2110での出力の確認ができる他、KAIROS、CG1ともにNMOSとST 2022-7に対応しており、NMOSでの制御やネットワーク・リダンダンシーを確保してのシステムの構築も可能です。

「EIZO社との協業を通じて、映像業界におけるST 2110の、ひいてはIT/IPの活用の発展に貢献できることをとても嬉しく思っております」と、当社のKAIROSアライアンスパートナーの課長である藤本 景之氏は述べています。「これからもKAIROSアライアンスパートナー各社との協業を通じ、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、映像制作現場の革新に貢献していきます。」

なお、KAIROSは、2025年4月6日から4月10日(現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催される国際放送機器展「2025 NAB(National Associations of Broadcasters)Show」のPanasonicブース(N1311)にて、タッチアンドトライを行い、CG1もブース内に展示します。また、EIZO社のHDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」も同じく「2025 NAB」のEIZO株式会社ブース(SL5829)にて、展示予定です。