池上通信機、パナケイア製薬より 錠剤検査装置TIE-10000を受注

池上通信機(以下、当社)は、株式会社パナケイア製薬(以下、パナケイア製薬)より、錠剤検査装置「TIE-10000」を受注しました。2025年5月に納入予定です。

パナケイア製薬は、富山県高岡市に本社工場を構え、顆粒剤・錠剤などの内服固形製剤、ドリンク製剤に加え、液剤の分包やゼリー剤の分包製剤など、多種多様な製剤を開発・製造する医薬品メーカーです。
製剤開発から商用生産まで、CDMOとして受託の幅を拡大し、お客様の持つ多様なニーズに柔軟に対応したさまざまなサービスを提供されるなど、委託先の企業より高い評価を得ています。
さらに、GMP基準に適合したクリーン環境での製造品質に加え、健康食品の他、OTC医薬品などの小ロット生産にも対応しています。

パナケイア製薬では、検査のさらなる効率化と品質向上を目的とされ、当社の錠剤検査装置のフラッグシップモデルである「TIE-10000」が選定されました。今回の受注では、既設の当社製錠剤検査装置「TIE-7000A」の操作性や信頼性、充実した保守サービス等、これまでの運用における安定性が採用のポイントとなりました。また、今回は当社製品以外に、錠剤の生産に必要な供給装置や回収装置など他社製の前後装置をシステムとしてご提案することにより、スペースを有効活用した使い勝手の良いレイアウトにも評価されました。

「TIE-10000」の特長である最大70万錠/時の処理量や新開発の光学システム(片面5視点、両面10視点)による高精度な全周検査、これまでのTIEシリーズを踏襲した安定水平搬送での生産性の向上を期待しています。

パナケイア製薬URL:https://www.panakeia-pharm.co.jp/