
アンリツ、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」協賛のお知らせ
アンリツ(社長 濱田 宏一)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に運営参加サプライヤーとして協賛し、会場内の無線通信環境の最適化に貢献することを発表した。
アンリツは、情報通信の計測技術をリードする企業として、ネットワークの品質管理や安全性の確保において国内外で実績を積み重ねてきました。最先端の通信計測技術を基盤に、情報通信分野だけでなく、食品・医薬品業界における品質保証分野でも貢献しています。今回の協賛では、今まで培ってきた計測技術を活かし、万博会場内の円滑な通信環境の確保および、高度なサービスを支える通信品質を担保する取り組みを推進します。
■大阪・関西万博におけるアンリツの取り組み
万博会場では、多くの来場者がスマートフォンやタブレットなどのデバイスを使用し、同時に多数の無線機器が運用されるため、高密度な電波環境が生じます。これに伴い、電波干渉や通信トラブルのリスクが高まることが予想されます。通信が不安定になると、来場者の体験が損なわれるだけでなく、運営スタッフや出展者間の情報伝達にも支障をきたす可能性があります。
アンリツは、以下の取り組みを通じて、通信トラブルのリスクを最小限に抑えることで、大阪・関西万博のスムーズな運営を支えます。
・184日間定点モニタリング:会期中、会場内の周波数利用状況を時間単位で収集し粗密を分析、安定した無線運用管理を支援。
・電波の干渉源スポット調査:ワイヤレスマイクなどの周波数利用時に生じる混信や他機器からの電波、未承認の電波利用を監視し、干渉を予測。
・電波ばく露レベルモニタリング:万博会場は電波密度高が予測される万博会場内で、今後の電波防護指針の基礎検討データを取得。
・電波環境評価:スループットや遅延などの通信品質の評価を会場内の様々な場所で実施。自動運転などの高度なサービスに必要な通信品質を数値化。
今回の協賛を通じて得られる知見は、今後の通信インフラの発展にも大きく寄与します。アンリツは、万博の成功を支える高度なサービスの通信品質を担保するとともに、技術革新を通じてより快適で安全な通信環境の構築に貢献し、持続可能な社会の実現を支えてまいります、と話した。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。
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