パナソニック アビオニクス、革新的な機内全体のホスティングソリューション「Converix™」を発表

パナソニック コネクト(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)のグループ会社で、機内エンターテインメントシステム及び機内Wi-Fiサービスのリーディングカンパニーであるパナソニック アビオニクス(本社:米国カリフォルニア州アーバイン、CEO:Ken Sain(ケン・セーン)、以下、パナソニック アビオニクス)は、2025年4月8日ドイツ・ハンブルク現地時間に、革新的でオープンかつ中立的なアプリケーションホスティングプラットフォーム「Converix™(コンヴェリックス)」を発表しました。このプラットフォームは、民間航空業界に革命を起こし、安全上必須ではないサービスを対象とした機内全体の包括的なソリューションを提供します。

Converix™は、あらゆる航空機メーカー、あらゆる機体への搭載が可能です。機内エンターテインメント・コネクティビティ(IFEC)システムの統合、客室やギャレー業務、照明、その他機内アプリケーションをすべてサポートします。航空会社は、航空機データの監視、乗務員の業務改善、客室備品在庫の管理、航空機整備の最適化も可能になります。

Converix™は、責任ある人工知能(AI)活用を可能にし、機内の1万以上のデータポイントと連携します。大規模言語モデル(LLM)とエージェントAIを活用し、構造化および非構造化データを複数テラバイト単位で分析し、CEOや経営陣向けの日報など、運航効率の大幅な向上を可能にする充実したデータ分析を航空会社に提供します。

各座席に設置されたAIバーチャルアテンダントは、乗客の旅をパーソナライズ化されたサービスでサポートします。乗り継ぎ情報や手荷物追跡、ホテルやレンタカーの予約状況、レストランのおすすめなどの目的地サービスなど、多岐にわたります。さらに、利用しやすく豊富なデータサービスは、航空会社がよりパーソナライズされた広告やターゲット広告配信にも役立ち、現在の機内メディアの最大10倍の価値を生み出す可能性があります。