[衛星劇場]昭和を代表するスパースター美空ひばりの生誕88年を記念し、主演作5作品を集中編成

 松竹ブロードキャスティング(東京都中央区、井田寛社長)が運営するCS放送「衛星劇場」は、「不死鳥 美空ひばり~永遠の歌姫~生誕88年」と題し、5月に昭和を代表する歌手・美空ひばりが主演を務めた映画作品を集中編成する。

 

 ヒットメドレーを多数歌う娯楽作「ひばりの春は唄から」をHD初放送するほか、斎藤寅次郎が監督を務めた人情喜劇「東京キッド」、美空ひばりが橋幸夫と共演した「ひばり・橋の花と喧嘩」、美空ひばりと森進一が共演した「美空ひばり・森進一の花と涙と炎」など6作品を放送する。

 

作品ラインアップ

 

「ひばりの春は唄から」(1954年)
5月1日午前10:00~
【監修】斎藤宗一
【出演】美空ひばり、鶴田浩二、北上弥太郎、日守新一、堺駿二、川田晴久
美空ひばりがヒットメドレーを唄い、踊るまくる、ひばりファン、歌謡曲ファン必見の娯楽作

 

「東京キッド」(1950年)
5月1日午前8:30~
【監督】斎藤寅次郎
【出演】美空ひばり、川田晴久、榎本健一、堺駿二、高杉妙子、花菱アチャコ、西条鮎子
母親を亡くした孤児が貧しい男性に育てられるが、やがて、資産家の実父に引き取られていく人情喜劇。美空ひばりが歌った同名主題歌が大ヒットした

 

「ひばり・橋の花と喧嘩」(1969年)
5月8日午前8:30~
【監督・脚本】野村芳太郎
【出演】美空ひばり、橋幸夫、長門裕之、真家宏満、財津一郎、西村晃、榎本健一、渥美清
美空ひばりが3役、橋幸夫が2役をこなす大御所同士の初共演による娯楽映画。原作は山口瞳の『伝法水滸伝』

 

「花の不死鳥」(1970年)
5月7日午後6:15~
【監督・脚本】井上梅次
【出演】美空ひばり、井上孝雄、長谷川哲夫、森田健作、石坂浩二、橋幸夫、芦田伸介
歌謡界の重鎮である父に背いて家を出て、クラブのママとして暮らす女性が作曲家の夫と、かつての恋人との間で揺れる女心を描く

 

「美空ひばり・森進一の花と涙と炎」(1970年)
5月6日午後7:00~
【監督・脚本】井上梅次
【出演】美空ひばり、森進一、尾崎奈々、なべおさみ、林与一、島田正吾
日本舞踊の家元の令嬢がひたむきに歌を愛する青年・竜介に出会い、彼を助け、自分も芸一筋に生きていく姿を感動的に描く

 

「悲しき口笛」(1949年)
5月10日午前4:30~
【監督】家城巳代治
【出演】美空ひばり、原保美、津島恵子、菅井一郎、山路義人、神田隆、徳大寺伸
自分の作曲した『悲しき口笛』という歌を手かがりに、外地から復員してきた兄が、行方不明の妹を探し回り、巡り会うまでを描く音楽ドラマ