マスプロ電工、「第26回自動認識総合展」に出展

 自動認識技術の専門展示会「第26回自動認識総合展2024」が9月11日~13日に東京ビッグサイト「西4ホール」(東京都江東区)で開催された。主催は一般社団法人日本自動認識システム協会(JAISA)。後援は総務省/外務省/経済産業省。

 マスプロ電工は、「第26回自動認識総合展」に出展した。同社ブースでは、豊富なラインアップのRFIDアンテナをはじめとした各種RFIDソリューション機器や、導入へのサポート体制などを紹介した。
 主な出展内容は、次の通り。
 RFIDリーダライタの実演展示では、PCとUSBケーブルで接続するだけで簡単にRFIDが導入できるアンテナ一体型のリーダライタ「RWLU3000」、使用するアンテナを選択できる「RWLU3001」を展示した。RFIDを使用するために必要な機能を最低限搭載しており、PCとUSBケーブルで接続するだけで、すぐに使用できるため、RFIDのシステムを手軽に導入できる。さらに、エクセルなどの一般的なアプリケーションへも自動でRFタグの情報を出力できるため、既存のシステムからの切り替えや連携などもスムーズに行える。
 RFIDリーダライタは、ノーコードでもRFIDを導入できるという、RFIDをもっと手軽に活用できるのがポイント。パソコンとつなぐだけですぐ使えるUHF帯RFIDのエントリーモデルを用意。非接触でRFタグを読み取る工程に最適だ。コンパクトな筐体にREIDを運用するために必要なアンテナ(「RWLU3000」)、リーダライタ、ソフトウエア(USB―HIDキーボードインターフェース機器)を搭載しているため本機のみでバーコードリーダの代わりとしてRFIDを導入できる。利用シーンは▽会社の入退室管理▽検品の自動化▽商品や備品の持ち出し管理▽生産工程の管理―など。

写真は ゲートアンテナのデモンストレーション

全文は9月22日付け4面に掲載

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。