JUIDA認定スクールフェスタ2024開催

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は11月29日、東京都文京区の東京大学山上会館で「JUIDA認定スクールフェスタ2024」を開催し、全国の認定スクール関係者ら約130人が参加した。「JUIDA SCHOOL AWARDS 2024表彰式」では、認定スクールの優秀な取り組み等が紹介され、最高賞に当たる理事長賞には、「FALCON DRONE SCHOOL(株式会社FALCON)」が選ばれた。
 同協議会では、認定するスクールのさらなる充実と成長を支援することを目的として毎年定期的に認定スクールフェスタを開催している。同協議会によると、無人航空機の安全に関わる知識と技術の習得を目的に「JUIDA認定スクール制度」をスタートさせてから9周年を迎え、認定スクールは、全国234校、会員数は2万7766人となった。またJUIDAが認定したライセンス累積取得会員数は操縦技能3万2386人、安全運航2万7440人、講師2604人となったという。(いずれも10月末現在)。
 主催者あいさつの中で、同協議会の鈴木真二理事長は、2024年のスローガンを「ドローン社会貢献元年」と位置づけ、「創立10周年を迎えたJUIDAの社会的使命及び定款に定められた使命を積極的に果たすべく、各種取り組みの効率的な実施を通じ、ドローンによる一層の社会貢献を図る」と強調した。
 加えて、今年元日に発生した能登半島地震での復旧・災害支援としてドローンを用いた災害支援活動に当たり、同協議会と協力企業26社が経済産業大臣から感謝状を受けたことを報告。また年内の活動報告として、関係省庁や官民協議会等への災害へのドローン活用に係る提言やドローン民間防災協力体制の立ち上げ・検討、災害時対応として大分県や千葉県、陸上自衛隊と連携協定を締結したことを報告した。
(全文は12月13日付紙面に掲載)

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kobayashi
主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。