ケーブルテレビ業界3団体が賀詞交歓会

 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(東京都中央区、今林顯一理事長)、一般社団法人日本CATV技術協会(東京都新宿区、中村俊一理事長)および一般社団法人日本ケーブルラボ(東京都中央区、田﨑健治理事長)の3団体は、1月15日にホテルニューオータニザ・メイン(東京都千代田区)で2025年ケーブルテレビ新年賀詞交歓会を開催した。国会議員(代理出席を含む)63名をはじめ関係者ら総勢712人が出席して盛況のうちに終了した。
 主催者挨拶を日本ケーブルテレビ連盟の塩冶憲司会長が行い、次のように述べた。
 「昨年は能登半島地震など災害の多い年だった。被災された皆さま、地域に対して心からお見舞いを申し上げる。今年はケーブルテレビの始まりである、群馬県伊香保での共同受信実験が行なわれてから70年目の節目となる。これまで先人たちによって、業界は進化と発展を遂げてきた。それをしっかりと受け継いで業界がさらに100年、150年と継続して発展していくよう私たちもしっかりと歩んでいきたい。未来を予見して様々な技術、知見、思いを次の世代につないでいかなければならない。業界をとりまく環境は常に変動している。通信・放送インフラを担う私たちの原点は地域によりそい、地域の信頼を得て、地域の皆さまの安心安全な暮らしを支えることである。これは業界に与えられた使命だ。最新のデジタルテクノロジーを活用して、地域が抱える諸課題を解決して、地域活性化にも積極的に取り組まなければいけない。連盟の『2030ケーブルビジョン』は6月で5年目に入る。確実に成果が残せる1年になるよう本年も皆さまのお知恵をいただきながら業界全体で力強く前進していきたい。今年の十干十二支は乙巳(きのと・み)。〝きのと〟は草木がしなやかに伸びる様子を表している。〝み〟は脱皮を繰り返すことから不老不死を表している。乙巳はそのため再生や変化を繰り返しながら、柔軟に成長発展し安定へと育てていく年といえる。どのような変化にも毅然として立ち向かい、成長する1年にしていこう」。
(全文は1月20日付紙面に掲載)

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kobayashi
主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。