NEC、太平洋島嶼国を結ぶ光海底ケーブルの供給契約を締結

NECは、ミクロネシア連邦の海底ケーブル運営会社FSMテレコミュニケーションズ・ケーブル(FSMTCC)、キリバス共和国の国営通信会社Bwebwerikiネット(BNL)、ナウル共和国の国営通信会社ナウル・ファイバ・ケーブル(NFCC)と、光海底ケーブル敷設プロジェクト「イースト・ミクロネシア・ケーブル・システム(EMCS)」のシステム供給契約を締結したと発表した。EMCSは、総延長距離約2250㌔㍍の光海底ケーブルで、太平洋島嶼国のミクロネシア連邦、キリバス、ナウルの3ヵ国4島を接続し、キリバス、ナウル及びミクロネシア連邦をつなぐ初の光海底ケーブルとなる。 本ケーブルは、キリバスのタラワ島から、ナウル島、ミクロネシア連邦のコスラエ島を経由してポンペイ島へと敷設される。これにより各国で暮らす人々に、高速、高品質、高信頼かつ安全なインターネット通信環境を提供し、同地域のデジタル化と経済発展に寄与する。(全文は6月14日付け1面に掲載)