ビット・パークが第11回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)優秀賞を受賞

 一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(会長・広瀬道明東京ガス相談役)は4月22日、イイノホール((東京都千代田区内幸町2-1-1)にて「第11回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2025」の授賞式を開催した。

 ビット・パーク株式会社は、第11回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)優秀賞を受賞した。避難所や防災庫の鍵を保管するボックスを、緊急時にパソコンやスマートフォンからリモート解錠できるビット・パーク株式会社の「ココBOX」の新タイプ・Jアラート対応「ココBOXⅡ」が注目を集めている。あらゆるセンサーやインターフェース機能も同時に装備し、J―ALERTをはじめとする災害情報・防災情報システムとの連携(オプション)を可能とした。災害発生直後の避難所開設情報や近隣住民へのメール通知など、スムーズな避難所開設を支援する。〝令和時代の防災DX〟を実現する。

「電波タイムズ」の取材で野口修代表取締役(写真右)は優秀賞受賞について「今回、リモート鍵収容箱 『ココBOX』をエントリーしました。すでにいくつかの地方自治体様で導入されて、実際の地震災害の際に効果が実証されています。地方自治体様の議事録にも掲載されました。初動の安全確保につながりました。この点が評価されたのではないかと思います。受賞を糧に今後も地方自治体様に導入を働きかけ、地域の安心・安全に向けて社会貢献を果たしていきたいと思います」と述べた。

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。