NEDO等/AIチップ設計拠点が本格運用開始

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO、神奈川県川崎市、石塚博昭理事長)によると、NEDOの「AIチップ開発加速のためのイノベーション推進事業」において、産業技術総合研究所(産総研)及び東京大学(東大)と共同で、東大本郷地区浅野キャンパス(東京都文京区)内にて整備を進めてきた、AIチップ設計拠点「AIチップデザインセンター(AIDC)」が完成し、本格運用を開始することになった。同拠点では、利用者の計画に応じてフレキシブルに構築できる半導体設計環境や、同事業で開発した「AIチップ向けIPの設計・評価プラットフォーム」などを提供する。これにより、AIチップの設計からデモシステム開発までを短期間・低コストにより実現することで、中小・ベンチャー企業などのAIチップ開発が加速するものと注目されよう。(全文は3月24日付け4面に掲載)