「au HOME」に新デバイス追加 睡眠の質をセンシングするサービスもスタート KDDI
KDDI、沖縄セルラーは3月13日に都内で記者会見を開催し、同社ホームIoTサービス「au HOME」に、睡眠の状態をセンシングする「睡眠モニター 01」やスマートフォンで外出先から自宅の施錠ができる「スマートロック 01」などのデバイスや、コラボレーション型ホームIoTサービス「with HOME」のパートナー企業にフランスベッド(東京都新宿区 池田茂社長)を加え、両社らが共同開発した電動マットレス「睡眠モニタリング機能付きマットレス(RP―5000SE)」を3月15日より順次発売すると発表した。 新たに追加された「au HOME」デバイスは、睡眠の質をセンシングする「睡眠モニター 01」、外出先からスマホで自宅の施錠が可能になる「スマートロック 01」、スマホで明かりの設定を行える「スマート電球 01」、子どもが帰宅時にボタンを押すことで、親のスマホに「ただいま」とメッセージを送るなど、ワンタッチで「au HOME」アプリに通知をプッシュできる「かんたんボタン 01」、異常を感知するとスマホに通知を送る「火災報知機アダプタ 01」の5製品。 機器価格(いずれも税別)は「睡眠モニター 01」が2万5000円、「かんたんボタン 01」が3500円、「スマート電球 01」が5000円、「火災報知機アダプタ 01」が4800円、「スマートロック 01」が2万9800円となっており、各機能を利用するには「au HOME」(月額490円(税別))への加入が必要。 また、さりげない見守りが可能となる「センサーでみまもりセット」や、スマートスピーカーとセットの「声で家電コントロールセット」、見守りと家電コントロールを合わせて購入可能な「みまもり&家電コントロールセット」のセットを、3月28日より月額980円(税別)で提供する。 「睡眠モニタリング機能付きマットレス(RP―5000SE)」は、「睡眠センサー 01」に加えて布団内の温湿度センサーと室内温湿度センサーを搭載する電動マットレス。これらのデータをニューロスペース(東京都墨田区、小林孝徳)が開発した睡眠アプリ「Real Sleep」を利用することで、起床規則性や中途覚醒、深い睡眠、寝つき、睡眠時間の5指標や眠りの状態、日時・週次単位の睡眠履歴の確認や、アプリを通して計測した睡眠データを基にしたオリジナルの睡眠改善に繋がるアドバイスも受けられる。 今後は、同アプリの睡眠データに基づき、適切な起床時間にカーテンを開き、アラームを鳴らす「スマートカーテン」や「スマートアラーム」を夏に発売予定で、「スマート電球 01」などと組み合わせて、上質な眠りを提供するサービスも夏頃リリース予定となっている。 希望小売価格は16万8000円(税別)で、月額790円(税別)の「with HOME専用プラン(フランスベッド)」への加入が必要で、8月末までは専用プランが無料になるキャンペーンも実施している。 KDDI理事 商品・CS統括本部副統括本部長の山田靖久氏は「『au HOME』と『with HOME』はパートナーと一緒になって、皆様の家庭での豊かさを提供していきます」と話している。
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