KDDIエボルバとりらいあを経営統合

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2023年8月22日

　KDDIの完全子会社であるKDDIエボルバ（東京都新宿区、若槻肇社長）と、三井物産（東京都千代田区、堀健一社長）の持分法適用会社であるりらいあコミュニケーションズ（東京都渋谷区、網野孝社長）は、対等な精神に基づく経営統合に関連し、「アルティウスリンク株式会社」を9月1日に発足させると発表した。　同経営統合に関する説明会で、KDDI執行役員専務の桑原康明氏がこれまでの経緯や今後の展開を説明した。まず、KDDIでは法人事業について現在のコア事業である固定通信やモバイル、5Gと、次世代のコア事業として期待しているコーポレートDX、ビジネスDX事業基盤サービスを組み合わせてシナジーを生み出そうとしている。このような流れの中、2022年６月にKDDIは三井物産との協業第一弾として「株式会社GEOTRA」（ジオトラ）を設立した。高粒度人流データを生成し、都市人流のデジタルツインをコンサルティングまで一気通貫での実施を目指すもの。　協業第二弾となるアルティウスリンクでは、コンタクトセンターやバックオフィスを含むBPO事業を国内・海外で展開する。両社の顧客基盤を生かし、生成系AI（人工知能）の活用などデジタル化によるサービスの高度化を進め、デジタルBPOのリーディングカンパニーを目指すとしている。　DXによるビジネス改革のキーは「お客さま接点」であるとし、ビジネス改革には２つのデータが必要だと強調した。スマホやタブレットなどからデジタルデータと、コンタクトセンターに集まるユーザーの声など非デジタルデータの２つで、この非デジタルデータをデジタル化しすべてのデータを生きた情報にすることが重要という。(全文は8月23日付2面に掲載）

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電波・情報通信関連の新聞 The Dempa Times

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