キヤノン リモートカメラ用アドオンアプリ
キヤノンは、有償アプリケーションのインストールにより、映像制作用リモートカメラに機能を拡張する「アドオンアプリケーションズシステム」の提供を開始する。その第一弾として、“自動追尾アプリケーション RA―AT001”と“自動ループアプリケーション RA―AL001”を2023年4月中旬より発売すると発表した。 同社のリモートカメラ「CRシリーズ」のうち、屋内向けにはローエンドの「CR―N300」、ミドルレンジの「CR―N500」、ハイエンドの「CR―N700」があるが、今回のアプリはCR―N700向けのものとなる。いずれもユーザーは、用途に応じて必要な有償アプリケーションをインストールすることで、機能を追加することができる。サーバーやPCなど外付けのハードウエアを要することなく、カメラ本体内で動作するため、シンプルなシステム構成が可能で、高い応答性を実現している。オペレーターはカメラのスイッチングや配信といった他の作業に集中することができ、リモートプロダクションにおける作業負荷軽減や省人化に貢献する。今後、「アドオンアプリケーションズシステム」対象のリモートカメラおよび提供アプリケーションを拡充予定。(全文は2月3日付3面に掲載)
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