NEC、沖縄本島と石垣島などを結ぶ光海底ケーブルの建設を完了
NECは、2022年2月より建設を進めてきた沖縄本島と石垣島、宮古島と久米島を結ぶ光海底ケーブルの建設を完了し、沖縄セルラー電話に引き渡した。 同ケーブルは総延長距離約720㌔㍍で、最新の光波長多重伝送方式を採用することにより毎秒60Tb(テラビット)以上の設計容量を実現する。これにより、沖縄の離島エリアにおける生活や産業など様々な場面での5Gの普及にともなうデータ通信需要の拡大に対応する。 またNECは、2019年に沖縄セルラーと、沖縄と鹿児島を結ぶ光海底ケーブルの供給契約を締結、建設を完了しており、同案件はそれに次ぐケーブルとなる。 NECは、過去50年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛けるトップベンダー。地球10周分のべ40万㌔㍍を超える敷設実績があり、グローバルに事業を展開している。(全文は7月21日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって
- 筆心2024.09.022024年8月26日(第7712号)
- 放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
- 放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ