横須賀テレコムリサーチパークが社名変更

 横須賀テレコムリサーチパーク(神奈川県横須賀市、鈴木茂樹社長)は、9月1日に「横須賀リサーチパーク」に社名を変更すると発表した。 社名変更に関しては「ICT関連R&Dのメッカから多様な産業が集積する『新たな価値を生み出す場』へ。新しいビジネスを創出する地域共創の場を実現したい」としている。 横須賀テレコムリサーチパークは、神奈川県横須賀市光の丘に立地する横須賀リサーチパーク(YRP、ヨコスカ・リサーチ・パーク)の中核的な事業主体として、1993年に設立された第3セクター。 YRPは、発足以来情報通信技術(ICT)関連の研究機関などが集積するエリアとして発展してきたが、近年は、工業用プラスチック製品、産業・医療ガス、各種フィルター、半導体関連装置等の新たな業種の集積が進み、『新たな価値を生み出す場』としての期待が高まっている。 横須賀テレコムリサーチパークは、YRP研究開発推進協会、横須賀市、進出企業及び関係者と一体となり、YRPの2025年度末時点でのあるべき姿を定めた「YRPビジョン2025」を2022年3月に策定した。それ以降、同ビジョンを踏まえてYRPの振興・活性化の推進に努めている。 同ビジョンでは、将来像「新しいビジネスを創出する地域共創の場」の実現に向けた4つの方向性として①〝先端ICT拠点〟としてのYRP②〝地域のICT コンサル〟としてのYRP③〝共創フィールド〟としてのYRP④〝国際連携の礎〟となるYRP―を打ち出している。(全文は8月9日付2面に掲載)