Starlinkの利用シーンを拡大 KDDI
KDDIは、「Starlink(スターリンク)説明会」を7月18日に都内で開催した。衛星ブロードバンド「Starlink」を活用した最新事例について説明した。 同社は7月から、Starlinkの利用シーンを拡大している。海上・山小屋・音楽フェス、大規模屋外イベントなどで活用するほか、沖縄県でも法人・自治体向けにサービス提供を開始する。 海上では、航海に必要な情報の収集やDXによる作業の効率化、乗客/乗員へのWi―Fi提供などさまざまなユースケースが想定される。宿泊・休憩・避難を目的とした山小屋では、より安全で快適な登山活動を支援する「山岳DX」、利用者が局所的に集まる音楽フェスでは、通信回線混雑の緩和やキャッシュレス決済などの「イベントDX」を実現する。 また、法人・自治体向けの「Starlink Business」において、Starlink衛星同士が通信をすることで、地上局から離れた場所でのエリア化を実現する「衛星間通信」により、沖縄県を対応エリアとして追加する。これにより日本全国で利用できるようになる。 なお、Starlinkをバックホール回線として利用するau基地局は、2023年度内に5G対応基地局も運用を開始する。(全文は7月24日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって
- 筆心2024.09.022024年8月26日(第7712号)
- 放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
- 放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ