「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展 富士通

富士通は、11月5日(日曜日)まで、東京ビッグサイトで開催されている「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展している。
同社は、同イベントのモビリティが変える未来の東京をコンセプトにした西展示場「Tokyo Future Tour」において、駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペと、デジタルツインによる災害レジリエンスを紹介する。これにより、同社がサステナブルでウェルビーイングな暮らしの実現に向けてどのように貢献していくかを示している。
同社は、駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペを、街と自然とモビリティが調和した新たな生活シーンを表現する「Tokyo Future Tour」のテーマのひとつである「LIFE & Mobility」のエリアで紹介。また、デジタルツインによる災害レジリエンスを、人とモビリティが協力して復旧に取り組む未来のレスキューシーンを表現する「Tokyo Future Tour」のテーマのひとつである「EMERGENCY & Mobility」のエリアで紹介している。
『 駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペ』は、駅のアナウンスや電車が走る音などの環境音を、AIを活用して文字や手話、オノマトペ(自然界の音や声、事物の状態を言語音で表現した言葉)として視覚化することができる装置。JR上野駅(東京都台東区)にて2022年6月から12月までの期間に実施した実証実験で使用した筐体を設置し、イベントに合わせたデモンストレーションを紹介している。

(全文は10月27日付け2面に掲載)

この記事を書いた記者

アバター
田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。