KDDI、佐渡の新潟県トキ保護募金推進委員会へ寄付
KDDIは、11月1日に新潟県佐渡市の「トキのテラス」にて、新潟県トキ保護募金推進委員会への寄付金目録贈呈式が開催した。同社は、トキの保護活動に役立ててもらうことを目的に10万円の寄付を行った。
同社は、2008年度から社員一人ひとりが日常生活において何か社会の役に立つこと「イイコト」を推進する社会貢献プロジェクト「+αプロジェクト」を実施している。
KDDI社員が社内外、公私に関わらず行ったボランティア活動などの「イイコト」に対しポイントを付与、積み立てられたポイントを金額に換算し、慈善団体などに寄付する仕組みとなっている。
今回は22年度に同プロジェクトで積み立てられたポイントを金額換算した中から10万円を新潟県トキ保護募金推進委員会へ寄付した。
贈呈式にてKDDI北関東総支社長の大可昌明氏は次のようにコメントした。
「佐渡の市民の皆様が非常に協力的にトキの保護活動に加わっていらっしゃるとお聞きしました。KDDIとして少しでも佐渡市の皆様のお役に立てればと考え、寄付をさせていただきました。本土でも放鳥される計画もあるとお聞きしましたので、将来、日本全国でトキが羽ばたく姿が見られるようになれば良いと思っています」。
また、新潟県佐渡トキ保護センター所長の森章氏は次のようにコメントした。
「自然保護活動等をされている団体さんが数多くいらっしゃる中で私共を選んでいただいたことは大変嬉しいですし、環境整備に使ってもらいたいという気持ちでいただいた寄付ですので、大切に使わせていただきます。高齢化・過疎化が進んでいる中で田んぼを放棄している方も島内にはいらっしゃると聞いております。それをビオトープとして活用することによってトキが生息する環境としてはより良いものになっていきますので、そういった意味のある使い方に使わせていただきます」。
写真は 贈呈式にもよう
(全文は11月20日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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