Inter BEE2023レポート 東芝 メディアのための顔認識AI「カオメタ」

東芝グループ3社(東芝インフラシステムズ、東芝デジタルソリューションズ、東芝ライテック)は共同ブース出展を行い、多様化する放送システムの未来に向けたソリューションとして、IP/ソフトウェア応用技術への取り組みや様々な最新技術・製品を紹介した。
東芝デジタルソリューションズが展開する、メディアのための顔認識AI「カオメタ」は、世界トップレベルの顔認識技術でメディアのさまざまな業務をサポートする。
特長のひとつが『世界トップレベルの高精度顔認識』。米国公的機関の顔認識のベンダーテストで世界トップクラス(国内1位)を記録。マスク装着を含む認識では実質国内1位。2つ目が『用途に応じて選べる「ライブ」と「アーカイブ」』。ニーズが高いリアルタイム性を重視した「カオメタライブ」に加え、汎用的なパソコンで映像ファイルの顔認識を行う「カオメタアーカイブ」をラインアップした。3つ目が「辞書登録機能強化で辞書管理の負荷を抑制』。映像を検出した「顔」の一覧から辞書登録を行う機能や、辞書登録する画像の適正度を「見える化」し、きれいな辞書を維持する機能など、辞書登録機能を強化した。

写真は 東芝グループブース

(全文は12月8日付け5面に掲載)

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。